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神戸大学 理学研究科 惑星学専攻・惑星学科 Home Page

教育研究分野紹介

岩石学・鉱物学教育研究分野 


  • 研究室ホームページ:準備中

  • 構成メンバー
    金子 克哉 教授(公式URL), 清杉 孝司 講師(公式URL), 中岡 礼奈 助教 (公式URL
    博士1名、修士5名、学部6名
  • 所在:自然科学総合研究棟3号館5階519号室 (金子), 6階605号室 (清杉), 5階517号室 (中岡)

研究の興味

地球は巨大な岩石です.岩石は様々な大きさ・種類の鉱物から出来ており,鉱物は様々な結晶構造・元素で構成されています.固体惑星を構成する最も基本的な単位が「岩石・鉱物」であるといえます.岩石や鉱物は,その中に惑星の歴史を記録しています. 私たちは,この情報を読み解き,惑星の形成・進化の謎を解明することを目指しています.

私たちは,現在は特に,惑星の形成・進化にとって最も重要な過程の一つである火成活動に関する研究に取り組んでいます.火成活動は,固体惑星のコアーマントルの大規模層構造を作り,地殻を作り,また,惑星表面に火山を作ります.野外調査,火成岩試料の観察,化学分析,形態解析,理論的研究などを通じて,岩石・鉱物に隠された情報から,惑星内部,表層で起こっていることを明らかにしていきます.

 
阿蘇カルデラと中央火口丘

薩摩硫黄島

写真a:阿蘇火山にて北カルデラ縁より見た,直径約20kmのカルデラ内と中央火口丘.カルデラは,約9万年前の破局的大噴火により形成された.写真b:薩摩硫黄島.海底にある鬼界火山カルデラ壁が陸上に出ており,現在の活動火口もある.

主な研究テーマ 

  • カルデラ火山のマグマ発生,噴出過程
  • 火山活動の多様性形成のメカニズム
  • 大陸地殻形成過程
  • 火山噴出物の観察・分析による噴火様式の解明
  • 火砕密度流の運搬堆積機構の解明
  • 降下火砕物の移流拡散シミュレーションの研究


                                              更新日 2023年4月22日


     

神戸大学 理学研究科 惑星学専攻

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