神戸大学 大学院 理学研究科
惑星学専攻 / 理学部 惑星学科

実験惑星科学教育研究分野 

  • 研究室の公式HPはこちら
  • 構成メンバー:荒川政彦教授保井みなみ講師、博士3名、修士9名、学部3名、事務補佐員1名
  • 所在:自然科学総合研究棟3号館 101号室(荒川・事務補佐員)、102号室(保井)、109・110号室(学生)

研究の興味

 実験惑星科学分野は名前の通り,実験を研究手法とし,地球を始めとする惑星の起源や進化を,室内実験や惑星探査を用いて研究しています.特に,宇宙で最も普遍的な固体物質である氷や,太陽系天体の起源と進化を解き明かす上で重要な天体衝突現象に着目し,それらと太陽系天体の多様性との関連について調べています.

a) はやぶさ2 SCI(小型搭載型衝突装置)の地上実験
b) クレーター形成実験・i標的:100μmガラスビーズ
c) 石膏球同士の衝突破壊実験
d) 横型二段式軽ガス銃(秒速7kmまで加速可能)
e) 研究対象の概略.missing linkとは,観測的事実が明らかにされておらず,未だ多くの謎が残っている成長過程.そのため,多くの研究者がこの過程を明らかにするために,研究をしている.

主な研究テーマ

  • 惑星探査機・宇宙衝突実験の提案のための基礎開発
  • 微惑星の形成と成長に関する衝突過程
  • 小惑星や氷小天体表面のクレーターやレゴリスの形成過程
  • 火星の氷河・氷床・凍土の進化過程
  • 木星・土星等の衛星や彗星・カイパーベルト天体などの起源・進化過程

更新日 2025年4月30日